マンションは室内がワンフロアであるため階段を使用する必要がなく、足腰に負担をかけず生活できます。
駅近の便利な場所に建っているケースが多いところも、シニア世代の住まいとしてマンションをおすすめしたい理由のひとつです。
駅に近いエリアは商業施設や病院などが近距離にある可能性が高く、車を手放したあとも暮らしやすいでしょう。
オートロックがあるマンションや防犯カメラが設置されているところは安全性にすぐれており、セキュリティ面に対する不安の払しょくにもつながります。
仮にシニア世代が夫婦2人で生活するケースでは、広さの目安は最低でも30㎡、余裕があれば55㎡あると良いでしょう。
間取りに注目した場合、物件価格を安く抑えるならリビングダイニングにキッチンと寝室が付いた1LDKがおすすめです。
リビングダイニングと寝室の間のドアを開放したままにすれば空間を広く感じられます。
それぞれの空間を大事にしたい場合は2LDKにして、2部屋を個別の寝室とするか寝室と趣味部屋として活用するのがおすすめです。
基本的に広さは60㎡以上となるため、生活スペースを広く確保したいシニア世代にも適しています。
利用のしやすさを考慮した場合、リビングや寝室から近い場所にトイレがある間取りが適切です。
身体への負担を極力減らすためにも、シニア世代は各部屋が引き戸によって仕切られている間取りのマンションを探しましょう。
ドアノブを回すタイプのドアよりも引き戸のほうが開閉しやすいです。
また、マンションを選ぶ際はキッチンや洗面所など水回りの位置にも注意してください。
近い距離に配置されている間取りは家事動線が短く掃除や洗濯が便利になるため、水回りは集約されているか確認しておくこともおすすめします。
間取りを選ぶ際は1LDKまたは2LDKがおすすめです。
トイレやドアのタイプなど選び方のポイントを踏まえて探してみてください。