パスタを水につけるとどうなる?
乾燥パスタを茹でる場合、一般的に「アルデンテ」と呼ばれる麺の中心に若干硬さが残った歯ごたえのある状態がおいしいとされています。これに対して、生パスタはもちもちとした食感がおいしいパスタです。
家庭で簡単にもちもちパスタを作れるのが「水漬けパスタ」なのです。乾燥パスタと生パスタの違いは麺に含まれている水分量で、高温で乾燥させる乾燥パスタは生パスタに比べて水分量が少なくなります。
そのため、乾燥パスタを水につけて水分を含ませることで、生パスタのようなもちもち食感にすることができるのです。
また、乾燥パスタは6〜9分程度茹でるものが多く見られますが、水漬けパスタにすることで茹で時間が生パスタのように短縮できるのも魅力です。
水漬けパスタの調理方法は?
水漬けパスタの作り方は、乾燥パスタを容器に入れひたひたの水を注いで数時間置いておくだけととても簡単です。
パスタの長さの容器がない場合は、パスタを半分に折って入れても良いでしょう。また、容器の代わりに密閉できる保存袋などで作ることも可能です。
麺の太さによっても異なりますが、パスタをつける時間は最低でも2時間程度とされています。
パスタを持ち上げたときに硬さが残っているようであれば、もう少し時間をおきましょう。長時間置いておく場合は、容器ごと冷蔵庫に入れるようにしてください。
つける水の量はパスタ100グラムに対して、水400ミリリットル程度を目安としましょう。水漬けしたパスタは白っぽい色に変色しますが、熱湯で茹でるとすぐに元の色に戻ります。生パスタのように、1分ほどでもちもちのパスタに茹で上がります。
茹でたパスタをすぐに使うことはもちろん、この状態で冷凍しておくことも可能です。冷凍パスタも、凍ったままの状態で熱湯で1分ほど茹でればもちもちの麺になります。